マーケティングに力を入れている、とある企業のマーケティング・セッションへの参加のゴー・サインが出ました。ネットでエントリーして今日メールが届いたのです。競争率が高いと思われるので、今も少し信じられない気分ですが。

これは夏のインターンシップの一部のような扱いだったので、インターンシップに参加したい私はすぐに応募しました。そんな訳で、今日はインターンシップに関してのことを書きます。


≪インターンシップのエントリーシートの書き方≫

この夏、インターンシップに参加しようと、7〜10社くらいにエントリーシートを提出しました。
就職課の方とも話し合って、期末テスト期間中の忙しい時期に頑張って書いたのですが、結果は全て書類審査で「見送り」に。かなり凹みました。書類審査くらいは通ると思っていました。凹みながらもどんどん提出していきました。そんな時、ある企業から書類審査の基準について書いてあるメールが届きました。

『今回の書類審査では「インターンシップでどんなことを学び、そしてどんな自分を発見したいのか」について、具体的かつ明確に描いていらっしゃるかどうかを重視させていただきました。 [どんな自分を発見したいのかを明確に書く事は意味がない気がします kimmy]
また、その学生の皆さまの「思い」、「目的」に対し私たちが今回、ご用意したカリキュラムで本当にお応えできるのかという点も考慮させていただきました。』

それですよ。
就業経験がない学生に「具体的」かつ「明確」なビジョンを求めている、それがインターンシップなんです。
企業が用意したプログラムと照らし合わせる事はこちらではできません。インターンシップのエントリーで強調すべき点は、インターンシップを通して何がしたいのかをかなり「具体的に」書く事だったんですね。

私は就職課の方もOKを出したように、次のように自己PRをしました。

”実際の就業経験がないので、インターンシップを通して自分の強みを見出して、社会人に求められるスキルを理解し高めたい”

あと、その会社の事をできる限り調べてちょっとした興味の対象なども書きました。なぜ興味を持つのか、自分の背景のことも含めて書きました。後は自分がやってきた事をかなりのスペースを使って詳しく面白く書きました。
「私が人事ならこのシートの主に会いたい!」と思えるように書きました。

自分としてはかなりいいエントリーシートだったんですが、企業の方にとってはそうではなかったようです。特にインターンシップの応募では。

インターンは1・2週間の短期の仕事が多いので、はっきり言って即戦力を求めているのだと思います。向こうもこちらもお互いを有効利用しよう、という企業が多いです。(しかも日本ではほとんどが無報酬)即戦力になるような学生を集めるのに、学生の面白い背景や経験の無い事に対するやる気を求めるでしょうか。いや、私なら何かしらその企業に関わりがあることを学んでいる人、専門知識がある人を選ぶと思います。何の知識もない人を0から育てるには短期間すぎるからです。

インターンシップのエントリーで大事な事は 「経営者・社員の立場になって書く」ということです。より具体的・専門的な知識を求められています。
例えば経済・商学部の方なら専門のことについて書いてもいいと思います。私の知り合いの経営学部生はかなり大手の外資金融に書類審査はパスしていました。
それをふまえて、私は今回のセッションへの応募は実際の店舗について経営者・顧客の立場で書くという自己PRをしました。

採用は人柄かもしれませんがインターンでは人柄はあまり重視されていないと思います。インターンのエントリーシートで自分の人ととなりを中心に書くよりは、経営に関する事を中心に書いた方が受けがいい、ということです。


≪私なんて、と思わないように≫

インターンシップは採用とは全く関係ない、と書かれてある企業が殆どです。しかし実際の就業体験に近いインターンを通して成長した学生が採用にとても強いのも事実です。今4回生の私の知り合いは、経済学部生で夏にインターンをしていましたが、その経験を生かして就職活動をしたところ、内定を5つ以上得ていました。もっと多く得ていたかもしれません。とある企業ではやはりインターン生の採用の枠があったということです。

インターンに強いのが経済・商学の知識のある人で、インターン生が採用に強いと気付いた時、文学部の私は大きな障害を負っているように感じました。
結局経済・経営・商学部生しか社会に求められてはいないのでは、という悲しい思いでした。大学ではそういう勉強をする機会が滅多にないからです。

しかし、自分が文学部である事を今更悔やんで何になるでしょうか。編入・転学はたまた学部詐称でもしますか?
自分が超一流の大学に行かなかった事に負い目を感じたり、女である事に負い目を感じたり、黄色人種であることに負い目を感じたり、大金持ちに生まれなかったことを負い目に感じたりして一体何になるのでしょう。それらは「もはや変えることができない」という意味で、悩む事自体無意味なのです。
というより、ちょっと受け入れられなかっただけで自分を恥じたり変えようとすること自体全く無意味なのです。

考えるべき事は「これから変えることができる事」です。
私は文学部であることを変えることはできません。すでにそれが私の形成要素となっているからです。形成要素を変えるくらいならしんどくても+αで他の勉強をした方が気が楽です。

才能がないなーなんて思っていても、「努力に勝る才能は無し」努力ならできるはずです。

色んなことをハンデに思う時があります。でもそれが本当にハンデなのか考えてみる必要があります。そしてハンデだとしても、乗り越えるべきチャレンジとして受け止める事でなんとかやっていく覚悟を決めて行動する、というのが大人だと思います。

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