星イベント

2003年8月9日
今日は天文研究会が地元の区役所と提携して行う大きなイベントの日でした。地元の皆さんと星を見よう、という。

星に関するクイズや話・劇・ゲームなどなど、事前に色々準備して臨みましたがあいにく今日は天候が優れず、中止になる気配が濃厚でした。でもイベントが始まる夕方には晴れるかもしれない、という事で現地で待機。

イベント会場は市内でもっとも星が見えると言われている所で、ロープウェーで登る山の頂上です。ここは晴れた日は本当に星がよく見え、眼下には美しい夜景が拡がる絶景なのです。
私たちは望遠鏡やその他機材(PCやプリンタ)・劇の衣装などを車に詰めて早めに出発しました。

現地に着くと区役所の人たちが地面をいじっていました。何をしているのかとよく見ると、水溜りの水をすくって捨てていました。そうか、台風が来て足場が悪いんだ…!私たちも手伝い、人海戦術でなんとか水溜りをなくしました。と言っても水をすくって上から乾いた土をかぶせただけなので完全にはきれいにはならなかったのですが…

この作業をしながら、私はある事を思い出していました。
それは私が高校2年の時、一つ上の先輩の卒業式の日の朝のことです。私は生徒会の新役員だったので当日早めに行って式の段取りのことなどを話し合っていました。その日は晴れていましたが、前の晩に雨が多く降ったらしく、講堂の前は水溜りができていました。話合いが終わり外に出ると、なんと警備員の人や施設課の人など、学校関係者の人たちが雑巾で水溜りの水をどけていました。「皆さんの晴れの日にドレスや靴が汚れたりしないように」とのことでした。これってすごくないですか?普通ですかね。私はかなり感動しました。


そんな訳でとりあえずイベントを始める準備をしました。再び降る雨の中、劇の音響チェックなど皆必死でした。

私は受付・連絡係とその他舞台裏雑用を臨機応変に対応していく役割でした。まず受付でパンフレットを渡していく役目でしたが、お客さんが集まらない・・・やはり天候が悪いので中止だろうと思っている人が多いようで、申込み者(区民 200名前後)の半分も来られませんでした。市の会報の記者さんが来て研究会の主催責任者にインタビューしていましたが、こっちは風や雨でそれどころではない、というのが現状でした。

《プログラム》

天文クイズ (私は拍手などのサクラ) 
星座紹介 (絵を描く担当責任をしました。改善の余地あり)
星座ビンゴ (出たものを書き出していきました)
神話劇 (ついたて=舞台袖を支えていました。案外きつかった)
アルパ奏者の方のアルパコンサート (お弁当タイム)
科学館の方の天文トーク (お客さんと話したり)
天体観測 (結局時間内には火星しか見えませんでした。
       望遠鏡に火星を入れてお客さんに見せて説明、など
       あれ、科学館のバイトと同じじゃん)
解散 (片付け)

やはり晴れなかったのが勿体無いですね。
本当に星がよく見えるところなんですが…。
でも成功?してよかった!!
お客さんも結構喜んでくださったようです。夜景の力も借りました。
みんな「終わった〜〜」という顔で、なかなか気持ちのいい日になりました。
私個人も、視界の広い場所で山の天気の移り変わりや雲のでき方などが観察できてよかったです。

土掘りで腰が痛くなっていた私は、夜も遅いので先輩に車で家の近くまで送って頂きました。変な道を通ったので脱輪してちょっと大変でした。車の傷代ってどれくらいかかるんでしょうね、、、

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