自分の専門を伸ばす!
2003年8月5日先に予告だけ書いておきます。
メモランダム
5日:『自分の専門を伸ばす!』
今日は通訳と気象の授業があるので
そのことを書きます。
6日:『部屋の掃除 2時間で作る成功事例』
「全てをシンプリファイに」に習って。
7日:『番外編 美白の決定版』
実はこの日、とある会社のバイト?面接に
東京に行ってますので、更新できませんが
書くことは決まってますので
8日か9日にはアップしときます。
8日:未定。
おそらくしんどくて寝てます。
インターンシップの話でも書きましょう。
9日:サークルが地域の自治体と組んでやる大きなイベントの日。
どうしようかな
『星空のロマン』ってことで。
じゃ、今日も一日始めます。
今は「大学」は夏休みですが、それでも「学生」は休みません。
大学で去年から取っている通訳の授業の生徒たちで勉強会を企画したところ、なんと3学年35人以上が集まりました。呼びかけた人の半分です。みんな学力を伸ばしたいんですね。
授業は市の交流センターで行われました。
先生は来るのですが、ほとんど自習のような感じで、一冊中文入り単語系の英語の参考書をこなしていく、といった内容。毎回テストします。
今回テキストを買っただけで次から来ない人もいるだろうと思いますが、集まって勉強する事には意味があると思います。友達が何をどう思ってどんなことをしているのか、休みの時こそその人の考え方などが顕著に表れるので相手をよく知り、情報交換ができます。
さて、通訳についてですが。
私は英文学科の生徒ですが、高校の時、英語ほど気の乗らない科目はありませんでした。でも苦手なものほど気になるもので、結局英文科に進みました。
入ってからがさぁ大変。クラス分けテストは同じ出身校の知り合いが一人もいない、下から数える方が早いようなクラス。それでもみんなについていけない。ネイティブの授業についていけない、英語で発言しなければならない、しかも少人数制、単位の確証がない・・・しかも当時はホテルの配膳の激務アルバイトをしていたので、毎日がとても辛いものでした。でもやっぱり、単位が取れるように、と頑張っていくとだんだん英語が見えてくるようになりました。
2回生になって、英語ができる人だけのための「通訳」のクラスができた、と聞いて悩みました。通訳なんてなる気はないしなれる気もしない、大体クラス定員は20人で、受かるはずが無い。受かっても単位が取れるはずが無い。と、違う学部の友人に言ったら「とりあえず応募したら受かるかもよ」とのこと。「そっか、だめもとで普通に出しとけばいんだ」と思って申し込む事にしました。
そしたらなんとクラスを増設して定員40名で受かってたんです!もちろんクラスは成績で分かれていて、2つめのクラスです。入れたのが奇跡のような気がしました。今でも本当に運がよかったと思います。あの時友人に話してみてよかったなー今でも彼女に会う度にそう思います。
実際の授業はめちゃくちゃ刺激的で、でも難しくて、でもチャレンジしたい、という感じです。あまり詳しく書けませんが。(またいつか書くかも)能力のある人も含め、どんどんやめていく人が出てきました。
そうそう、2回生の夏、去年の今頃、アメリカはミネソタ州に語学研修に行きました。実は旅行以外で海外にいくのは初めて。しかもホームステイ。他人の家に泊まるのも初めて。アメリカ本土も初めて。全てが始めてづくしです。現地の日本人留学生達と仲良くなったり、4週間色々色々あって、帰りました。(このこともいつか書きます。)
帰国してすぐには気付きませんでしたが、語学研修によって私の中で蒔かれた種が大きくなっていき、例えば人種・人権のこと・家族のあり方・学生の勉強する姿勢のこと・国際関係のこと・英語の言語のこと・英文学のことなど、何かしら少しずつ興味が高まって、いつの間にか「英語が苦手だからできたら避けたい」から「英語で情報を得たい」へと変わっていました。この壁を越えることが本当に大変なことなのだと思います。単語や文法、そういった能力は今でもあまり変わっていませんが、その興味によって気持ちはすっかりかわりました。
それは数字にも出ました。
入学当時は445点だったTOEICの点ですが、
今年5月には665点でした。
それぞれwritingが70点、listeningが150点伸びました。
実際665点という数字はまだまだ頑張らなければ何もできない、といった数字ですが、listeningが伸びたことは「相手を理解する気になった」ことを表していると思います。
相手を理解する姿勢。
そうです、それこそがビジネスでは必要です。一番必要なのは知識ではなく、「相手の話を聞く・相手を理解する」能力だと人事部の人は口をそろえて言います。養老猛司『バカの壁』にもあるように、自分の興味が理解力を高めるのだ、ということに気付きました。
それからは通訳の授業が楽しくなりました。
授業ではよく有志(ボランティア)を募ります。大学の講演通訳や国際交流活動団体のセッションの通訳も最近しました。
最初に始めた小さい事が、どんどん大きくなって、人の輪が広がっていく感じです。まだ「専門」とまでは行きませんが、具体的に自分がしたい事をひとつ決めて色々やってみると、意外に輪ができていくものです。このまま伸ばしていきます。今年中にTOEIC900越えるよう勉強しようと思ってます。
気象のこと
気象予報士の資格を取りたいとぼんやり思ったのは小学生の時でした。塾の先生が「中学入って頑張ってみたら取れるんじゃない?」と言っていたのが印象的でした。「あ、そんなに簡単なの」と思っていました。
大学2年になり、国立大学の天文研究会に入った私は、途中入部・同じ大学の人が一人もいない・周りは殆ど理系 という三重苦に悩んでいました。
もともと他大学のサークルに入るのに抵抗はなかったし人見知りは別にしないのでその面ではあまり辛くありませんでしたが、今まで深く考えた事がなかった文系・理系の壁に突き当たりました。
理系は確実に文系をばかにしている、という事実です。
いや、対等に見ていない、というべきか。
そして女子は対等に見られていない。
これは経営学系のサークルに入っていた私にはショックでした。暗黙の偏見が立ちはだかっている、と思いました。今は大分マシですが下級生の他大学生は相変わらず偏見の目で見られている気がします。
でもそんなことにめげていてどうやって生きていくの?ということで参加し続け、我を通し続け(悪く開き直っていた感もあります)、ちょっとした仕事なら任されるようになりました。
偏見の話は別にいいです。閑話休題。
気象に興味を持ち始めたのは、去年の天体観測の日の晴天率が極端に低かったからです。
「こんな時、天気が分かったらな〜」
「あれ、気象予報士ってなかったっけ」
「もしかして気象予報士取ったら理系じゃなくても皆私を認めてくれるのでは」
そう思いました。
気象予報士関連の本は他の資格に比べ本当に数が少ないのですが、参考書の最後にある様々な連絡先・講座へ片っ端から電話しました。ネットでも調べました。
結局、クーポンマガジンの片隅で、近くの資格学校が今年3年ぶりに気象予報士講座を開く、というのが見つかり、その学校へ見学に。
学費は思った以上にとっても高かったです。
でもどうしても取りたいと思って親と話し合って半分ずつ出しました。
で、2月から勉強が始まり、今に至っています。
その講座も、何人か途中でやめていきました。
気象予報士試験は全国で合格率が4%という難関だったのです。
もし受かったとしても、気象予報士として仕事を得られる人はほんの一握りだと言われています。私は、まだ分かりませんがどちらの可能性も考えています。どちらにせよ資格は必ず取ります。8月24日に試験があり、1月が私にとっての本番試験です。もしそれがダメでも必ず取ります。そういうのは取ると決めた人が取れるものなのです。
長くなりました。
書きたいことがたくさんありますが、サイトの趣旨とすでにズレズレなのでやめます。
新卒大学生の就職の際、文系なら実際に専門を必要とされることは、はっきり言ってありません。仕事をしていく上で得るものです。常識や知識、基礎的なスキル、マナー、笑顔などは殆ど平等に皆持ち合わせています。持ち合わせていると思って正解です。去年「え、このなんでも知っている人が?」と言う人が内定を貰えずに苦労しているところを何度も見ました。今も見ています。
今の段階で自分の専門を必要とされることはまずありません。でも大学や個人の志向では、各自が「これは私の専門」と思っていることがあるはず。「卒業後もやっていきたい事」があるはずです。それを伸ばしてください。
将来につなげる気持ちで伸ばしてください。勉強して放置では意味がありません。私も初級シスアド、頑張って85点で合格しましたが殆ど使っていないので忘れました。それでは意味がありません。
伸ばすものを決めて、どんどん伸ばす事。それが将来の自分の付加価値になります。働いて5年もすれば、付加価値のない社会人がやっていくのが辛いことは実感できると思います。面接では将来を考えている所をアピールしましょう。
メモランダム
5日:『自分の専門を伸ばす!』
今日は通訳と気象の授業があるので
そのことを書きます。
6日:『部屋の掃除 2時間で作る成功事例』
「全てをシンプリファイに」に習って。
7日:『番外編 美白の決定版』
実はこの日、とある会社のバイト?面接に
東京に行ってますので、更新できませんが
書くことは決まってますので
8日か9日にはアップしときます。
8日:未定。
おそらくしんどくて寝てます。
インターンシップの話でも書きましょう。
9日:サークルが地域の自治体と組んでやる大きなイベントの日。
どうしようかな
『星空のロマン』ってことで。
じゃ、今日も一日始めます。
今は「大学」は夏休みですが、それでも「学生」は休みません。
大学で去年から取っている通訳の授業の生徒たちで勉強会を企画したところ、なんと3学年35人以上が集まりました。呼びかけた人の半分です。みんな学力を伸ばしたいんですね。
授業は市の交流センターで行われました。
先生は来るのですが、ほとんど自習のような感じで、一冊中文入り単語系の英語の参考書をこなしていく、といった内容。毎回テストします。
今回テキストを買っただけで次から来ない人もいるだろうと思いますが、集まって勉強する事には意味があると思います。友達が何をどう思ってどんなことをしているのか、休みの時こそその人の考え方などが顕著に表れるので相手をよく知り、情報交換ができます。
さて、通訳についてですが。
私は英文学科の生徒ですが、高校の時、英語ほど気の乗らない科目はありませんでした。でも苦手なものほど気になるもので、結局英文科に進みました。
入ってからがさぁ大変。クラス分けテストは同じ出身校の知り合いが一人もいない、下から数える方が早いようなクラス。それでもみんなについていけない。ネイティブの授業についていけない、英語で発言しなければならない、しかも少人数制、単位の確証がない・・・しかも当時はホテルの配膳の激務アルバイトをしていたので、毎日がとても辛いものでした。でもやっぱり、単位が取れるように、と頑張っていくとだんだん英語が見えてくるようになりました。
2回生になって、英語ができる人だけのための「通訳」のクラスができた、と聞いて悩みました。通訳なんてなる気はないしなれる気もしない、大体クラス定員は20人で、受かるはずが無い。受かっても単位が取れるはずが無い。と、違う学部の友人に言ったら「とりあえず応募したら受かるかもよ」とのこと。「そっか、だめもとで普通に出しとけばいんだ」と思って申し込む事にしました。
そしたらなんとクラスを増設して定員40名で受かってたんです!もちろんクラスは成績で分かれていて、2つめのクラスです。入れたのが奇跡のような気がしました。今でも本当に運がよかったと思います。あの時友人に話してみてよかったなー今でも彼女に会う度にそう思います。
実際の授業はめちゃくちゃ刺激的で、でも難しくて、でもチャレンジしたい、という感じです。あまり詳しく書けませんが。(またいつか書くかも)能力のある人も含め、どんどんやめていく人が出てきました。
そうそう、2回生の夏、去年の今頃、アメリカはミネソタ州に語学研修に行きました。実は旅行以外で海外にいくのは初めて。しかもホームステイ。他人の家に泊まるのも初めて。アメリカ本土も初めて。全てが始めてづくしです。現地の日本人留学生達と仲良くなったり、4週間色々色々あって、帰りました。(このこともいつか書きます。)
帰国してすぐには気付きませんでしたが、語学研修によって私の中で蒔かれた種が大きくなっていき、例えば人種・人権のこと・家族のあり方・学生の勉強する姿勢のこと・国際関係のこと・英語の言語のこと・英文学のことなど、何かしら少しずつ興味が高まって、いつの間にか「英語が苦手だからできたら避けたい」から「英語で情報を得たい」へと変わっていました。この壁を越えることが本当に大変なことなのだと思います。単語や文法、そういった能力は今でもあまり変わっていませんが、その興味によって気持ちはすっかりかわりました。
それは数字にも出ました。
入学当時は445点だったTOEICの点ですが、
今年5月には665点でした。
それぞれwritingが70点、listeningが150点伸びました。
実際665点という数字はまだまだ頑張らなければ何もできない、といった数字ですが、listeningが伸びたことは「相手を理解する気になった」ことを表していると思います。
相手を理解する姿勢。
そうです、それこそがビジネスでは必要です。一番必要なのは知識ではなく、「相手の話を聞く・相手を理解する」能力だと人事部の人は口をそろえて言います。養老猛司『バカの壁』にもあるように、自分の興味が理解力を高めるのだ、ということに気付きました。
それからは通訳の授業が楽しくなりました。
授業ではよく有志(ボランティア)を募ります。大学の講演通訳や国際交流活動団体のセッションの通訳も最近しました。
最初に始めた小さい事が、どんどん大きくなって、人の輪が広がっていく感じです。まだ「専門」とまでは行きませんが、具体的に自分がしたい事をひとつ決めて色々やってみると、意外に輪ができていくものです。このまま伸ばしていきます。今年中にTOEIC900越えるよう勉強しようと思ってます。
気象のこと
気象予報士の資格を取りたいとぼんやり思ったのは小学生の時でした。塾の先生が「中学入って頑張ってみたら取れるんじゃない?」と言っていたのが印象的でした。「あ、そんなに簡単なの」と思っていました。
大学2年になり、国立大学の天文研究会に入った私は、途中入部・同じ大学の人が一人もいない・周りは殆ど理系 という三重苦に悩んでいました。
もともと他大学のサークルに入るのに抵抗はなかったし人見知りは別にしないのでその面ではあまり辛くありませんでしたが、今まで深く考えた事がなかった文系・理系の壁に突き当たりました。
理系は確実に文系をばかにしている、という事実です。
いや、対等に見ていない、というべきか。
そして女子は対等に見られていない。
これは経営学系のサークルに入っていた私にはショックでした。暗黙の偏見が立ちはだかっている、と思いました。今は大分マシですが下級生の他大学生は相変わらず偏見の目で見られている気がします。
でもそんなことにめげていてどうやって生きていくの?ということで参加し続け、我を通し続け(悪く開き直っていた感もあります)、ちょっとした仕事なら任されるようになりました。
偏見の話は別にいいです。閑話休題。
気象に興味を持ち始めたのは、去年の天体観測の日の晴天率が極端に低かったからです。
「こんな時、天気が分かったらな〜」
「あれ、気象予報士ってなかったっけ」
「もしかして気象予報士取ったら理系じゃなくても皆私を認めてくれるのでは」
そう思いました。
気象予報士関連の本は他の資格に比べ本当に数が少ないのですが、参考書の最後にある様々な連絡先・講座へ片っ端から電話しました。ネットでも調べました。
結局、クーポンマガジンの片隅で、近くの資格学校が今年3年ぶりに気象予報士講座を開く、というのが見つかり、その学校へ見学に。
学費は思った以上にとっても高かったです。
でもどうしても取りたいと思って親と話し合って半分ずつ出しました。
で、2月から勉強が始まり、今に至っています。
その講座も、何人か途中でやめていきました。
気象予報士試験は全国で合格率が4%という難関だったのです。
もし受かったとしても、気象予報士として仕事を得られる人はほんの一握りだと言われています。私は、まだ分かりませんがどちらの可能性も考えています。どちらにせよ資格は必ず取ります。8月24日に試験があり、1月が私にとっての本番試験です。もしそれがダメでも必ず取ります。そういうのは取ると決めた人が取れるものなのです。
長くなりました。
書きたいことがたくさんありますが、サイトの趣旨とすでにズレズレなのでやめます。
新卒大学生の就職の際、文系なら実際に専門を必要とされることは、はっきり言ってありません。仕事をしていく上で得るものです。常識や知識、基礎的なスキル、マナー、笑顔などは殆ど平等に皆持ち合わせています。持ち合わせていると思って正解です。去年「え、このなんでも知っている人が?」と言う人が内定を貰えずに苦労しているところを何度も見ました。今も見ています。
今の段階で自分の専門を必要とされることはまずありません。でも大学や個人の志向では、各自が「これは私の専門」と思っていることがあるはず。「卒業後もやっていきたい事」があるはずです。それを伸ばしてください。
将来につなげる気持ちで伸ばしてください。勉強して放置では意味がありません。私も初級シスアド、頑張って85点で合格しましたが殆ど使っていないので忘れました。それでは意味がありません。
伸ばすものを決めて、どんどん伸ばす事。それが将来の自分の付加価値になります。働いて5年もすれば、付加価値のない社会人がやっていくのが辛いことは実感できると思います。面接では将来を考えている所をアピールしましょう。
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